ある「夢」を見た

ひさびさに「夢」というものを見た。
将来の「夢」ではなく、朝方に見るリアルな「夢」の事だ。
「夢」というのは、自分が意識していない心、
すなわち深層心理というものを暴き出してくれるという。

今朝見た夢は、もう1つの人生について。
僕は16歳の時に、あるものに出会い、ある決断をした。

そして、今の自分がある。

「もしもその当時、今の選択肢を選ばなかったら?」

夢はそんな世界を僕に見せてくれた。
もう一人の自分が居た。痛々しいほどリアルに。

夢は告げた。
――過ぎ去りし”時”は戻らない。

そんな夢を今朝見た。
そして、後悔した。
ガラスのように心臓が凍り付く思いがした。
布団から起きあがることが出来なかった。
辛かった。

でも、ただ1つの救いに気がついた。
教えてもらうのが人生の最後じゃなくて良かった。
死ぬ前にこんな夢をみせられたら、
死んでも死にきれない。
そんな「夢」だった。

※注:本稿の初出は http://pocketstudio.jp/logbook/ であり、投稿データを記録用としてサルベージしたものを校正した。
※注:当時の私の考えや主張は、現在の私とは異なる場合があることを明記する。

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