いろいろな色の世界

『色』って変わってると思いません?
どうして、『青』は『青』で、『赤』は『赤』なのでしょう。
どうして、『黒』は『黒』であって、『白』ではない。

『色』は幼稚園の頃、誰かに教えてもらったような気がします。
これは『青』、これは『赤』
教えてもらわなかったら、知らなかったのかな?

本当は単に光が振動していて、
その振動の強さ=波長が目の網膜に届いて、
脳ミソが『あっ!青だ?』と、教えてくれる。

『色』、もし、『青色』を『赤色』と教えられてきたら?
『青』じゃなくて『赤』なんだよ?、そう信じて大人になったら?
あれは、『赤』、なんだよ、と、そっと囁く声がしたら?
何気なく信じていた本当の事が、嘘だったら?

『色』は、その人にとっての絶対的価値。
目で見えるものが、真実なのだから。
否定できない真実。
『青』だって『赤色』になってしまう。
他人がどうこう言おうと、
「俺の世界は『赤』なんだ!」と絶叫する。

(※この文章は色覚異常について云々ではなく、ある例えです。ね、いろいろ有りませんか?、色が……)

※注:本稿の初出は http://pocketstudio.jp/logbook/ であり、投稿データを記録用としてサルベージしたものを校正した。
※注:当時の私の考えや主張は、現在の私とは異なる場合があることを明記する。

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