同期生の事故に思う

何気に地方のテレビニュースを眺めていると、交通事故のニュースが流れてきた。テレビの映像は、用水に浸かる2台の車。車は交差点でぶつかったはずみで用水に転落。そのうちの1台に、自分の小中学校時代の同期が乗車しており、お亡くなりに。享年22。

この事故には「驚いた」としか言いようがない。

自分と全く同じ歳なのに、人生の幕を閉じる事になった彼の事を思うと、さぞ無念であったろう。

もしも突然、自分が同じ立ち場になってしまったら?
想像もつかない。
形あるもの、いずれ壊れゆくとはいえ、人生とは、これほどまでに儚いものなのか。

毎日をより充実させて行かねば、という思いを強くした。

人生60年やら80年とやら言われている昨今。しかしあくまでも、これは平均年齢の話。当然の事ながら、個人差があり、もっと早く人生を終える場合もあれば、人並み以上に浮き世で暮らす場合もあるであろう。

じき消える覚悟で日々を送るべく過ごしたならば、悔いる事なく時を満つる事が出来うるであろうか。

いずれ消えゆく蝋燭や。

※注:本稿の初出は http://pocketstudio.jp/logbook/ であり、投稿データを記録用としてサルベージしたものを校正した。
※注:当時の私の考えや主張は、現在の私とは異なる場合があることを明記する。

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