視線による圧迫感には、目を逸らしたって良いじゃない
プレゼンテーションとオンラインミーティングが似ている点は、多くの参加者の視点が自分に集中していること。
別にオンラインだからとハードルが高いのではなく、よくよく考えたら、対面でも圧迫感は同じだったのでした。
オンラインミーティングは、パソコンの画面を通し、何人もの顔と視線が自分に向かっているような印象は、まさに多くの人前でプレゼンしているように脳が錯覚してしまうのではないか。
そう気づいたあとは、対処は簡単。
まずはじめに、Zoomの画面を小さくする。表情はなんとなく分かるけれども、視線が気にならない程度まで小さくし、余分な情報を拾わないようにしました。
こうすることで、相手のカメラによっては色合いや解像度が低く、相手が普通の表情をしていても怒っているように見えたり、悲しんで見えるようなことがなくなります。
あるいは、時と場合によっては、完全に視線をずらしたり、他のウインドウに隠すことも試しました。
ミーティングはリモートかどうかに関係無く、何かしら目的を達成するために集まっているはず。別に顔を合わせるのが目的じゃありません。
そう思えば気が楽になりました。
ただ、自分の顔を出すことについて。
これは、人によってはパソコンに向かって表情を出す、という行為に抵抗もあるだろうと思います。
私もそうだったたのですが、ちょっと不思議な感覚は慣れないうちは感じていました。
そう、慣れない経験だったのが、違和感の原因だったのかなと思っています。
あとは、表情を気を付けました。パソコンは結構しかめっつらか無表情になりがちな。
せめてミーティングの時は、自分から積極的に意識して表情をつくるようにし、身振り手振りもオーバーリアクションにて、相手にも動作を促すようにしているつもりです。
結局は経験なのかな
結局の所、リモートミーティングで顔を出すのは、普通の人にとってはハードルが高いと思うのです。
特に難しいのは、プレゼンテーションと違って「事前のリハーサル」ができないこと。
発表前に心の準備をして挑むというステップが、リモートミーティングではできないので、私みたいにアドリブに弱いと苦戦する方もおおいんじゃないかなと思いますよ。
慣れてる人は、どんどん顔出してよ!顔を出しても大丈夫だよ!と言いますが、おそらく普段から、コロナやオフラインかどうかに関係無く、初対面の人とも物怖じせず話せる人のバイアスがかかっている意見だろう、と私は思っています。
とはいえ、できる人は、精神論で「慣れろ!耐え凌げ!」のように言うけれど、無理だよね。
「速く走れる人は、速く走れない人の気持ちが理解できない」のと同じ。
とはいえ、やらなくては仕事にならないので、慣れていくしかないものだ、というのが現状の結論になってしまっています。やれやれ。
これは、人前で発表するのが苦手だとしても、前に出て声を出さないと、自分の意見を伝えられなかったり、仕事が進まなかったりするのと同じ。
とはいえ気合では乗り切れないので、以下の点は気を付けるべきだと思います。
- 意図して視点を合わせない
- 音量にも圧倒されないように気を付ける
- ミーティングするだけでも脳が疲れているという自覚を持つ
私の場合は、相手の表情や仕草によって感情が影響を受けることがあり
- 相手のリアクションに過剰反応しない。おそらく意味や悪意は無いはずだ
という点も気を付けています。
他にも、試行錯誤しているので、何か良い解決方法がわかれば、また書いていこうと思っています。
ちなみに今日日、子ども達のほうがオンラインミーティングに何ら抵抗ないかもしれませんね。コロナによって顔を出すすたいるのオンライン授業が当たり前のように行われていますし、オンラインゲームであればボイスチャットなんて小学生でも当たり前のように行っているのですから。