この記事は、主に屋内でのデスクワーク、特にPCを使った諸作業が前提です。この半年間、ほぼ毎日実践していて、比較的うまくいっている時間管理の方法をご紹介したいと思います。
気が乗らないけれども必要な仕事
日々いろいろな仕事やすべきことがある中で、体調や気分によっては、なかなか着手しずらいコトってありませんか? 私はよくあります。
はやく片付けなきゃ、とは心の底から思っているものの、「時間がかかりそうだから後回しにしよう」「まだ慌てる時間じゃない」と自分に言い訳をしてしまい、気が付けば締め切りギリギリに……ということが、私はよくあります。
とにかく着手する
この状況を改善すべく、いろいろな本やブログを拝見して自分で試したところ、どうやら「とにかく着手する」ということが効果的とのこと。つべこべ考えずにやってみる、という精神で。
例えると、荷台に載った重たい荷物を動かすような状態。数百キロあるような荷物であれば、はじめはピクリともしません。でも、いったん力をいれてチョットでも動きだすと、あとは勢いよく動き出します。それと同じ!
でも、その一歩、とりあえず着手、それが難しいのです。
この理由は何故でしょうか。
終わりを明確化するにはどうしたら
自分の場合は「終わりの見えない仕事をやりたくない」という気持ちが強いことに気づきました。だらだら時間かけるのは、私は好きでないと。
だったら、終わりを明確化したらいいんじゃない? と単純に思うのですが、作業量単位で考えますと、思ったより時間がかかる場合、あるいは終わらない場合もあり。一方、時間で区切ろうとすると、あれ?いつから始めたっけ?何分経った?となりがち。
そんな時、思いついた方法が砂時計で作業時間を管理する方法。
「5分」と「30分」の砂時計を使う方法
タイマーを使って集中する方法として、ポモドーロ法というものがあります。トマトの形のキッチンタイマーを25分にセットして、その時間だけ集中しきるというもの。集中力や生産性を高められる手法として、この類いに興味があれば、どこかで皆さんも目にしたことがあるはず。
私の場合は、「5分」と「30分」の砂時計を同時にスタートさせます。そして、次のルールを設けています。
- 5分…とりあえず着手するため。5分間だけは集中する!という意気込みで始める。
- 30分…終わりが30分。時間が来たら一旦手を休める。
そして更に、重要な第3のルールを設けています。
- 5分~30分の間で、飽きたら・辛くなったら辞められる。
です。2つの砂時計の組み合わせ。単純ですが私にとっては良かったです。5分だけ着手したら、やめてもいいのが心理的に良かったのです。それに、アナログの砂時計というのもよかったのかもしれません。タイマーアプリなども試したのですが、アプリを起動したり操作したり、面倒でした。
あとは、辞めた後は「5分」の砂時計を再びひっくりかえし、休憩時間とします。あとは必要なタスクなり、時間に至るまで、この繰り返しです。
そうして、とにかく着手して、終わりを意識もしていますので、集中力を得られます。
一旦集中さえしてしまえば、大抵は30分なんてあっという間に過ぎてしまいます。
この方法、人を選ぶかもしれませんが、もしご興味あればお試しあれ。