Bebop Style Development を公開しました
Bebop Style Development
先日の投稿 の通り、Tsubame は、生成 AI を使っての開発(AI-Assisted Developmentに類すると考えられる)を行いました。
私の開発スタイルは、Claude Code など自動的にコードを書かせるのではありません。ウェブブラウザ上のチャット画面での対話を通して、継続的な開発を行っています。Tsubame で試行錯誤していたプロセスを、手順としてまとめたのが、この Bebop Style Development です。
なぜ Bebop なのかというと、なんとなく生成 AI との対話の「ノリ」が、音楽っぽいような印象を受けたからです。例えると、オーケストラとの違い。はじめから終わりまで、楽譜通りに演奏する大規模な音楽というよりは、なんか良い感じに、やってみる?というアプローチを例えたものです。
おそらく、生成AIを使った何らかの開発、特にチャットを通しての場合、チャットが終わると意味が失われたり、継続することが困難という問題がありました。ですが、あらかじめ記録を「ログ」という形で残したり、ワークフローとして手順を作っておくと、別の会話ウインドウを開いたとしても、文脈を維持したまま作業を継続できています。
実際、今日もこの Bebop Style Development 方式で開発を行い、問題無く作業が進行しています。次のリンク先にあるログは、Claude に対して、自由にこの開発方式にフィードバックして欲しいと依頼した結果です。
有る程度、利用者である私に忖度している書き方は感じますが、内容はさておき、開発としては機能していると考えられました。
そのため、しばらくはプライベートリポジトリで運用していましたが、一応の機能することが確認できたため、本日リポジトリをパブリックにしました。
まだ、細かな課題(定義が重すぎる、軽量版を作れないか)はいくつかありますが、徐々に運用しながら改善していきたいと考えています。
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初めてのmacOSアプリ"Tsubame"を開発・リリース